『危機の時代』(ジム・ロジャーズ) – 書評「私のオススメ書籍」第2回   

こんにちは。太田尚道(おおた たかみち)税理士事務所 所長の太田です。

最初にお断りしておきますが、本書はポスト・コロナについて書かれた本ではありません。

『危機の時代』というタイトルからして勘違いして購入したのですが….。

著名な投資家であるジム・ロジャーズ氏へのロング・インタビューと過去の出版物をまとめた一冊です。

ジム・ロジャーズ氏の投資哲学や、彼の目からみた今後の世界情勢について言及されています。

引用:Amazon (日経BP・1,760円)


『危機の時代』の本文中に、彼の投資に対する基本的な理念が明らかにされています。

ジム・ロジャーズ氏は”自分が知っているものにだけ投資するというルールを守るべきだ”と言っています。

私も基本的に同じ考えです。


たとえば、その仕組みやリスクをよく理解しないまま、投資信託を購入するべきではありません。

投資信託は預貯金と異なり、元本が保証されているわけではありません。

また、投資信託のなかには、仕組みが非常に複雑なものもありますし、なんと驚きの「ハイリスク・ローリターン」のものさえあります!!!


投資にはかならず、「利益」の反対側に「損失」が潜んでいます。

その「損失のリスク」をどれくらい認識できているかが、投資においてはとても重要です。

投資の仕組みや内容をよく理解できない場合には、契約を控えましょう!